岡女体育祭感想

大変楽しめた。
まず、コスチュームがGOOD。たまらない。
で、いろんな競技をしていろんな体位になるのだから、これまたたまらない。


と、いいことずくめなのだが、あかか氏曰く。
『最初の教室に入るシーンが一番良かった。』
聞いて、なるほどと思った。
その原因は次のとおりである。
岡女シリーズは計3回放送されたが、
だんだん作り手の意思が少なくなっている。
つまり、
めちゃイケ得意のストーリー仕立てで作られた笑いの構築、の度合いが低くなっている、
逆にいうと、娘たちのキャラクターに依存する部分が大きくなっている、ということである。
岡女修学旅行では、ナイナイ達が面白いことをするのを黙って見ているだけだった(制作者も娘のキャラクターには全く期待していなかったのが分かる)のに対して、
今回は、娘が自分達である程度のリアクションをし、笑いを作り出している。
そこまで、成長し信頼された彼女達に対しては拍手を送りたいのだが、
所詮は未だアイドルのレベル。普通の人が見ると物足りなく感じるのも無理は無い。
期待したものとの違和感は強い人がいるのも頷ける。


ただ、今回の放送は、めちゃイケ的ギミックを意図的に排除したモノに仕上げたように見える。
これは、昼食休憩や、極楽等の乱入がカットされていることから判断できる。
後ほど完全版として放送されるが、興味深いのは、
片岡氏(総監督)が娘キャラクターを前面に押し出した方が視聴率が取れると判断した点。
めちゃイケは負けたと自分で敗北宣言してしまったのだろうか?


私的にはこの判断でOK。なにしろ違う視点で2度楽しめるのだから。