後藤ミュージカル『サヨナラのLOVESONG』@青山劇場【評価C】

チケットに『「良い」ってみた人に思ってもらえるようなミュージカルにする!!』と書いてたが、確かに良かったです。後藤の演技の完成度は間違いなく安倍や松浦よりも上でした。しかし、やはりホン(脚本)が大問題なため、最後などは興味を失ってしまう始末。もう樫田氏を脚本に使うのはもうやめて欲しい。去年の『けん&メリー』は意外と良かったとは思ったのだが(原案は一般公募だったけど)、今年の松浦・後藤の内容からすると。。。。途中軽い喜劇チックに展開するところはセンスを感じるのだが、人のシリアスな面を表現する段になると途端に支離滅裂になってしまう。彼には人を書かせてはダメ、非現実な展開を延々と繰り広げるSFモノでも書いてもらった方が良いと思う。
ライブはさすがのデキ、良かったです。ポイントは『抱いプリ』。バックでココナッツ娘が踊っているのだが、サビであんな振り付けが付いていたとは。覚える間もなく終了してしまったが、なんとしてもマスターしたい所存です。あと、最後出演者全員が出てきてテーマソングを踊るのだが、中央前に後藤、中央後段高いところに種子(一番フトッタ人)が位置していたのはナカナカ面白かった。動きのある後藤、対して動きのほとんど無い種子。どちらもちゃんとした踊りだと感心しました。