鈴木愛理出演ミュージカル「34丁目の奇跡」@天王洲アートスフィア昼公演【評価A】

 おじゃ〇さんと参戦しました。小洒落たアートスフィアなる場所に放り出されて、いささか場違いな気もしましたが、あまり気にせずに。1Fはほぼ満員、2Fはやや空きがあり、といったところでしょうか。
 内容についてですが『心温まるお話』でした。インパクトは無いですが丁寧に作られているのが好感です。で、その空気を作り出しているのが役者陣で、宝田明を筆頭に別所哲也愛華みれ等、共通の雰囲気を共有しているように感じました。ただ、ラストシーンで、「あっ、この話ってラブストーリーだったんだ」と思い出させてしまうのは微妙。それよりも、スーザン(鈴木愛理)のクリスマスプレゼントについての一定の解決を見せてあげるべきでした。
 で、以下ヲタ的視点を含めた内容・感想箇条書きです。
・いきなり鈴木愛理ソロの歌。ヲタ心を掴む演出です。
・フレッド(別所)が内容を説明するのは疑問。手っ取り早い手段ではありますけど。
・スーザン(愛理)の『無節操ってどういうこと?』の疑問に解答すると、普段ライブ会場で奇声を上げている人のことを言うのです。
・宝田⇒岡井にキス。岡井⇒宝田にキス。宝田⇒愛理の手にキス。愛理⇒別所にキス。
別所哲也幼女好き発覚!!
・スーザン(愛理)夢のシーンは、エレクトリカルパレード??
宝田明、愛理を抱いて静止。宝田の衣装になりたい。
【名言】
『ニセモノのサンタの代わりはやったことが無い』⇒そりゃそうだ
『害の無い男の人はいない』⇒その通り
『私からあなたへのプレゼントは愛の心』⇒欲しい
『大人の女は自分のことしか愛さない』⇒確かに
『私のあなたの共通点はサンタを信じること』⇒ちょっと強引だなぁ