最終兵器彼女

 共感できる青春時代の恋愛描写を戦争という「有事」でより鮮明に浮き上がらせることに成功した作品(あら、単純な片付けかた)。
 最近思うのだが、お笑いでも何でも共感を得るには一般そのままでなく、『ちょいずれ』していることが必要なのかな、と。この漫画も主人公もヒロインもちょっとだけ思考がずれてる。そんなお手本を見せられたようでお勉強になりました。
 いっぺんに読めたということは良いものだったのでしょう。ま、ロリ系なカワイイ子が早く挿入されないかな、と期待して読んで最終巻まで引っ張られた面が8割だけど。