羅生門@日生劇場【評価B】

あさみ氏と当日券で観覧。座席は2階A列10番。2階最前の左よりである。客の入りは9割位、客層は1/3松平健とほぼ同じ。が、明らかなヲタを散見できた。前半は約1時間半、30分の休憩の後約1時間の後編へ、という構成。
感想であるが、こんな面白い演劇があるのか!と思った前半と、この展開はどうか?と急に萎んでいった後半、であった。前半テンポ良く多少の謎をはらみつつ進んでいったのだが。。後半で、浅丘ルリ子の独演色を出した為か、それとも単に芥川短編集の継ぎ接ぎが露呈してしまった為か、急に我に帰ってしまった。ラストも基本的には芥川短編を踏襲していたのだが、そこは何らかしらの主張をして良かったと思う。いや、主張はしていたのだと思うのだが、伝わってこなかったのだろう。非常に残念である。
今回保田が出演しているということが観劇のきっかけになったのだが、保田を見に行ったわけではない。純粋に演劇を楽しみに行った。が、やはり保田が気になるのでチェックすると。。。かなり良い演技をしていた。役どころもまさにハマリ役といった感じ。一般の人から見るモーニング娘像=元気が良い、というのを体現。他の人には出せない色が出ていた。。
ラスト、1人ずつ舞台に出て挨拶したのだが、やはりいました。保田が出てきたときの『圭ちゃん』コール。約2名であるが、よくやります。ヲタヲタしくなく良い声援であったと言っておこう。

(1/14追記)上では酷評したが、評価が少し変わったかも。いまだに内容について考えさせられる。幻想の世界に浸ったのが懐かしい。等、後に引いている。